塾長ブログより ■9月18日 休みなんですが,夕方からはいつも来てます.本当に必要な方はこういう時でも来るんですね.一応,塾部門としては開けてるんですよ.まだ誰も来ないので暇つぶしに東大の理系数学の過去問,解いてみました. ちょっとこれは面倒そうだからパスかw 2枚目は,数列も良さそうだし,一番下の第5問が取り組みやすそう. 取り組みやすいこの問題を解いてみます. 問題を書いてみると, mを2015以下の整数とする. 2015Cmが偶数となる最小のmを 求めよ. 組合せの記号を使った問題ですね. 先ずは,2015Cnを用意してnに1から順番にあてはめてみました.(mを使ってるのを忘れていたw) C4くらいで気付きました!C2の時,2014を2で割ると,奇数になり,偶数になりません.2012も4で割るとまだまだ奇数になって偶数が出てこない.そこでn番目ならどうかというのを調べてみます. nを偶数として,2015からだんだん減っていった2015−(n−1)がnで割ると 2mという偶数になるとします. 式変形すると 2016=n(2m+1)となりました. 2016もどんな数か調べるため,素因数分解してみました. すると25×63=25×7×32 となり,ここで2m+1は奇数なので 63の約数が来ると思いました. 2m+1を63の約数で1から順番に場合分けしてそれぞれのケースでnを求めると 2m+1=63の時が一番nの値が小さいことが分かりました. 答えまで出ました! 確かめもしてみます.ここで,問題のmと自分の答案のmが違っていたので,断り書きしないといけないことに気が付きました. ラフ答案は,こんなところです. ここから言葉足らずな部分を補足していきます.(紺色のペンに替えました.) これで20点全部頂きですw ひっ算の部分は,小学校4年から出来ますね.やってみてくださいね. 2016=n(2m+1)のところは,中2内容が使われており,素因数分解も中1で習うようになったのでいけるはずです. あとは,組合せですね.高1の場合の数と確率のところで習う項目です. 順列が5P3なら5から1つずつ数字を下げて3つかけるところを 組合せは順番気にしないので 3つの順列3P3で割るんですね. それが5C3のケースです. 8C4だとこんな感じです.
8・7・6・5=8×7×6×5の意味です. 高校では,×の代わりに・を使います. エックスのxとかけるの×を混同しないためですね. 所要時間:15分程,初めて解きました. 普段は,頭が痛くなるので東大の問題は解かないですw このブログの編集のほうが,めっちゃ時間かかりました!もう7時なので2時間です. |