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■7月30日

  今までの生徒とのやりとりを思い出していると、子どもがよく陥る自分勝手な考え方を挙げて見ようと思います。
  先ず、謙虚(けんきょ)という言葉の価値が分かっていないケースが挙げられます。自分がとても狭い世界にいるにもかかわらず、判断材料が乏しい状況下で、これはいい、これは悪いと勝手な評価を下すという点です。
  自分の気持ちを優先してしまうと、周りはもっとすごいのに、それを無価値化してしまうことになります。
  広い視野を持とうと努力すれば、自分の気持ちを置いておいて、先ずその人の言葉をしっかり受け止めることです。
  同じ出来そうに思うことでも、すでに達成した人とまだ達成したことがない人では、メンタル面で大きな差があります。
  同じことをしているようでも、まだ目的のことを達成したことがない人では、小さなポイントを見逃しがちで、どんどん差が開いてしまいます。


  
 
  そういう人は、先ず自分を捨てて、達成したことのある人の意見を謙虚に受け止めて、少しでも小さなポイントを見逃さないよう努力することです。
  視野を広くするには、遊びが重要です。



子どもは先ず遊ぶことから社会に入っていきます。本来、遊びが上手なはずの子供が、現代では勉強偏重主義により、遊びが下手になってしまっています。また、高度経済成長期にあまり苦労せずに大人になった世代が親になっているため、遊んでばかりだった親たちが、子供には遊ばせないといった、遊びを毛嫌いする風潮が、こういった事態を招いているとも言えます。
  努力の達人であるトムは言います。
「遊びがあって、勉強の世界もある。」と。
むだなこと、それは将来への心の貯金です。必要と言われることしかしていない人間は幅がなく、いざという時に対応が取れません。
  リレイズでは、こうした問題にもしっかり取り組み、柔軟性のある人間形成をしっかりサポートします。