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■10月19日

  最近の生徒のがんばりを書いてみたいと思います。先ず、医学部志望の生徒ですが、5月から指導を開始して、物理、化学、地理を指導して来ました。特に化学が苦手ということで、化学の無機や有機の暗記作業を当塾の暗記シートを印刷して重点的に攻略し、理論の内容も、酸化還元や、電池・電気分解の項目では、暗記シートやウェブテストを活用して効率的に抜けている項目を埋めて行きました。もちろん生徒のがんばりが一番なので、こういったサポートをしても、がんばり次第で上がったり、上がらなかったり、ということになりますが、この生徒の場合、驚異的な追い上げで、センター型のマーク模試では、200点アップにつながっています。化学も20点スタートだったのが、7割近くまで上がって来ています。そして物理も最初に押さえどころの波や力学、気体の項目を重点的に鍛え、これも20点スタートだったのが、7割以上まで上がって来ています。地理も最近対策をしました。暗記シートやウェブテストで農業・鉱工業の統計を暗記トレーニングしたところ、40点スタートから6割くらいまで上がって来ました。
  まだ、50点くらいは上げて行きたいと思っているので、今は化学の無機・有機の2回目の暗記作業や地理の基本項目の暗記トレーニング、古文・漢文の暗記トレーニングを進めているところです。
  4年間指導している生徒の場合、昔にいろいろ古文から始まって、数学、英語、物理、地理、と学校で習うときに、その都度学習ポイントを伝えて行っていたおかげで、医学部合格に十分な点数をキープしています。後は、苦手な化学の暗記作業や地理の基本項目の暗記作業で更に強化して行ってます。学校のクラスも、この生徒が適当にサボっていたおかげ((笑))か、1つ下のクラスに所属していますが、これも効を奏して評定がだいぶん上がって来て、推薦入試も受けられるようになってきました。夏休み前の期末テスト対策で、難しい数学のテスト範囲を50問中、5問にしぼって塾長トムが、山を当て、学校のテストでは、4問中3問まったく同じ問題が出て高得点を取り、化学も山当てで、高得点が取れたようです。この生徒曰く、塾長トムの山当ては、この4年間常に的を得ていたようです。


  今は、医学部受験の勉強が出来るタイプの指導について、成果を書いてみましたが、そこそこ勉強をこなして学校生活も楽しんでいる生徒について書いてみると、いつもは評定を上げるために、中間・期末テスト対策をしているのですが、化学が当塾暗記シートのおかげで、電池・電気分解の項目が範囲のときに、9割を取ってすごいなあ、と褒めていたのですが、今回、実力テストで夏休み中、阿波踊りで忙しかったにもかかわらず、数学が大幅アップの130点台を取って来ました。高校の、しかも進学校で実力テストは、普通の生徒では100点くらいが関の山なのですが、30点もアップしたのはほんとにすごいです。範囲もベクトル、円、軌跡、領域、整数、空間図形とハードな内容だっただけに、阿波踊りだけでなく(テレビに出演していました!!)、勉強も調子が出て来ているようです。
  この生徒の普段の指導ですが、数学の予習がメインで、週末に学校の宿題で無理難題が出ると、塾長トムが解いたものを即席で用意して、暗記シートも3枚くらい用意して内容を2回、3回解けるようにして英語や古文、漢文といった宿題(基本、生徒からしたら、興味がない科目)にも、しっかり取り組めるようにサポートしています。塾長トムは、この前も、漢文の宿題プリントB4サイズ4枚を、20分で解きあげ、生徒に三角関数の問題を解いてもらっている間にチャッチャと漢文の宿題を終わらせました。答えがない宿題で、生徒が数学を解いている間にトムの解く姿も見せているので、人がやっていることは、生徒もやりやすくなって、後で、見ながら宿題プリントの解答欄を埋めるときに、有意義に学習を進めることができます。今までもこういったことをずうっと繰り返してきているので、何にでもそれなりの意欲を持って取り組めていると思います。


  まったく勉強ができないタイプについてですが、この生徒の場合、知的障害を抱えているので、一概に普通の生徒と同じように扱うのは難しいのですが、今回、AO入試に合格して、行く大学が確保できています。
  入試対策は、AO入試の自己推薦文の作成に始まり、面接対策、小論文対策を実施しました。なかなか自分のことを表現するのが難しい生徒なので、自己推薦文も、トムがその生徒になりきって文章を作成しました。面接対策は、質問と答えを用意して、暗記シートを作成し、何回も穴埋めで内容を覚えてから、実際に模擬面接を行い、きっちりメインの質問には答えられるようにしました。そして小論文対策も、いくつか出そうな題を用意してストーリーをトムが書き、内容を覚えてもらう作業をしました。そうすれば、入試で全く同じ題が出るわけではありませんが、覚えた内容を織り交ぜ、書くことが出来るので、小論文でもいい結果を出せるようになります。要は、書くことがない状態が、一番危ないです。


  最後に、小学生の医学部志望の生徒が、算数の苦手な速さのテストで100点満点を取ったので、披露します。



皆さんも、ぜひ、このような点数を取って、勉強の醍醐味を味わってみて
ください(笑)
この生徒の妹さんから、塾長トムは、カタツムリをこの前頂いたのですが、全くエサを食べず、育てるのに手ぐすねひいています。なかなかカタツムリ飼育では、このような点数は出なさそうです。0点を取らないよう、がんばります(笑)