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■7月27日

  手際の良さについて,書いてみます.先ず,心構えが大事です.物事を積極的に

取り組む姿勢が出来ていれば,くりかえしているうちに手際は良くなります.次に

考えずに行動することです.理屈っぽくなると,行動が遅くなります.言われたら,

先ず何も考えずに動く,この姿勢から,動きの滑らかさが生まれます.行動する前に,

損か得か打算的に考える人は,いつまでも,遅い動きのままです.この二つを

心がければ,手際は自然と良くなります.こういったことは,日本古来の武士道の

精神を教えてくれるスポーツ,剣道や柔道,空手などを習えば教えてくれると思います.

塾長トムの場合は,剣道を6歳から7年間,習ってました.警察官が教えてくれました.

気持ちが入ってなかったり,小手先だけで取り組んでいると,すぐに先生の竹刀が

飛んできます.痛い思いをして,僕の世代は,一つ一つ,考え方を学んできました.

今の時代には,欠けていることだと思います.理屈でつべこべ言う前にすることが

あるはずです.たたかれて痛かったら,先生が暴力ふるっていると非難する前に

我がふり直せ,です.屁理屈で返して,その場をしのいでいたら,いつかつけが

溜まって,自分に返ってくると思います.それが,凶悪犯罪を普通の子供や若い

大人が起こしている由来じゃないでしょうか.