核エネルギー

問題

質量とエネルギーの等価性

質量とエネルギーは同等であり，

ｍ(kg)の質量に相当するエネルギーをＥ(J)とすると

E＝ ｃ ｍ 増加 欠損 Ａ Ｚ ｃ^２

ｃ ｍ 増加 欠損 Ａ Ｚ ：真空中の光の速さ

の関係が成り立つ．

質量 ｃ ｍ 増加 欠損 Ａ Ｚ ：原子核の質量は，元々の陽子と中性子単独の質量の和よりも軽くなる．

この質量の差を言う．

結合時にエネルギーが消費されたことを意味する．

原子番号Ｚ

質量数Ａ

原子核の質量：ｍ０

陽子単独の質量：ｍｐ

中性子単独の質量：ｍｎ

質量欠損＝⊿ｍ＝ ｃ ｍ 増加 欠損 Ａ Ｚ ｍｐ＋( ｃ ｍ 増加 欠損 Ａ Ｚ － ｃ ｍ 増加 欠損 Ａ Ｚ )ｍ０

Ｚ：陽子の数

Ａ－Ｚ：中性子の数




結合エネルギー：原子核をばらばらの核子にするには，質量欠損⊿ｍと同等のエネルギー，⊿ｍｃ^２を与える必要がある．これを結合エネルギーと言う．


核エネルギー：核子１個あたりの結合エネルギー

⊿ｍｃ２
——————
Ａ

が小さい原子核から大きい原子核に変換されるとき，その結合エネルギーの差に相当する核エネルギーが解放される．

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