高校物理テスト
100 点満点 ( 合格点 70 点 )
残り時間
動く板の上での物体の運動
下の図のように、質量mの小物体が質量Mの大きな板の上にのっている。小物体と板との間の動摩擦係数をμとし、板と床との間の摩擦を無視する。時刻t = 0において、小物体に右向きの初速度v0を与えると、板も同時に動き始めた。右向きを正の向きとし、重力加速度の大きさをgとする。
小物体に初速度を与えてから、小物体が板に対して静止するまでの時間tを求めよ。
小物体と板の速度が同じになったときの板の速さをVとおくと、
運動量保存則より
mv0 = ( + )V
mv0 だから V = ――――
小物体が板と速さが同調するときまでに、小物体が板から受ける
動摩擦力の大きさは、
F = =
小物体のの変化量=小物体が受けた より
V - v0 = -
この式にVとFの値を代入して、
mv0 (――――) - v0 = - μ g・t M + m
mv0 - m()v0 ――――――――――――― = - μmgt M + m
- v0 ―――――――――― = - μgt M + m
v0 t = ――――――――――――――― (M + m)
v0 = ―――――――――――― ()
お疲れ様でした。「採点」ボタンを押して採点してください。