問題
(5)真核生物の出現
最古の真核生物の化石は約 億年前のと思われる化石である。真核細胞は膜構造が発達し,さまざまな細胞小器官をもつ。
参考 との起源
真核細胞のとは, 2枚の膜からなる, 独自のDNAをもつ, 分裂によって増える,などの特徴をもつ。ミトコンドリアと葉緑体は, ある宿主細胞に, それぞれ性のとが取りこまれて共生() してできたと考えられている。
この考えは, アメリカのらによって19年に提唱された()。
2生物の変遷
A地質時代
(1)
地球上に最古の岩石ができてから現在までをという。
(2) と
ある特定の地質時代にのみ繁栄し,その後絶滅した生物の化石は,それを含む地層が形成された年代を決める基準となるため,という。
また,地層が形成されたころのを推定できるような化石を,という。
例 三葉虫, , リンボク…代。
アンモナイト, 恐竜, 類…代。
マンモスなど各種哺乳類,石,被子植物…代。
サンゴ・カイメン…な海辺
最古の陸上植物
細胞の破片や胞子の化石から,陸上植物は紀中期(4億7千万年前)ごろから出現したと思われる。現在知られている最古の陸上植物の化石は, 4億年前(紀)のである。根も葉もなくだけで,枝分かれした茎の先にをつける高さ cmほどの小形のもので,水辺にはえていた。
紀に入ると,などの古生類が現れた。これも根も葉もなくだけで,茎の先に胞子のうをつけるものだったが,をもち,層が発達し,気孔をもっている。デボン紀後期には, や(ヒカゲノカズラ類)・(トクサ類)などの,根も葉もあり大木に育つシダ類の仲間が進化し,を形成した。同じ頃, 最初の植物(裸子植物)も現れた。植物が地表をおおったので,大気中の二酸化炭素濃度はし,濃度は現在の値に達した。
紀は温暖・で,二酸化炭素と酸素の濃度も現在より,高さメートルにもなるシダ類が大を形成した。石炭紀後期は,地球の歴史上,どの時期よりも多くの植物の群が見られている。
古生代最後の紀になると気候が·寒冷化し, 大形の木生シダ類はそれに適応できずにし, 種子植物(植物)がとってかわった。それは、種子が乾燥・の季節を,してやりすごすことができたためである。
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