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高校生物テスト

生命の起源と進化4

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問題

3進化のしくみ
生物の進化は, 一般に集団の中でが起こり, それがによって集団内に広がることで起こると考えられている。
進化のうち、種の形成()が起こったり, 卵生がに変わるなど, 形質が大きく変わるような進化をといい, 種分化に至らない進化をという。



A突然変異
同種の個体間に見られる形質の違いをという。変異には変異と的変異があり、進化に関係するのは的変異である。 的変異は変異によって生じ、配偶子に生じた変異だけが次の世代に受け継がれる。



(1) 突然変異

DNAの塩基配列に置換・・挿入などの変化が生じて起こる突然変異。
:atacga→atatatacga
:ata→aga
:atacgataa→atataa

[例] ヒトの鎌状赤血球貧血症, 多くの生物で見られるなど



(2)突然変異

の形や数に異常が生じたために起こる突然変異。


@ 形の異常
欠失・・重複・転座などがある 。
(注:遺伝子名:a, b, c, d, e, f, g等)
:abcdefg→abfg
:abcdefg→abgfedc
:abcdefg→abcdecdecdefg
:1番染色体abcdefg→6番染色体lmncdeopq
   (元々は6番染色体lmnopq),1番染色体はabfgになる.



A の異常]ふつうの個体は,体細胞の染色体数が2nの二倍体であるが, その数が次のように変化する。
性 染色体数が2n ± αになる。[例] ヒトのダウン症候群 (2n +1 = 47)

性 染色体数が3n(三倍体)や 4n (四倍体)などになる。
[例](六倍体), オニマツヨイグサ(四倍体), (三倍体)


B自然選択
(1)
遺伝的変異をもつ個体間に競争が生じると, 繁殖や生存に有利な変異をもつ個体がより多くの子を残す。このようにして自然界で起こる選択を,という。 生物がそれぞれの生息する自然環境にしているのは, 自然選択の結果である。

参考
オオシモフリエダシャクとよばれるガの野生型は白地で明るい色をしている(型)。ところが, イギリスの工業地帯では, 樹幹が大気汚染によって黒ずんで明色型の個体がよく目立つようになり,鳥に捕食されやすくなった。その結果, 突然変異で生じた体色の黒い型が増加した。



(2)
外観やはたらきが, 同じをもち, 同じ基本構造をもつ器官をという。相同器官が見られるのは,共通のをもつ生物がさまざまな環境に適応して多様化()した結果であると考えられる。








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