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高校生物テスト

生命の起源と進化6

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問題

〈証明〉
遺伝子頻度をA:a=p:qとすると,配偶子がAをもつ確率はp,これに対してaをもつ確率はqである(+=1)。したがって,次の世代は(A + a)2の展開式で2AA + 2Aa + 2aaとなる。子の集団のAとaの比率は,A:a = ( × p2 +2pq) : (2pq + × q2) = 2p (p +q): 2q (p+ q)
=: となる。

子の集団内のAとaの遺伝子頻度は, 親の集団内の遺伝子頻度とである。




D
(1)
地理的な障害などにより同種の集団の間で自由な交配ができなくなったとき,これをという。を促すことがある。
地理的隔離などが原因となり, 交配が行われず子孫を残せなくなった状態をという。生殖隔離は新しい種が形成された状態である。

(2)
1つの種が複数の種に分かれることをという。
によって起こる種分化をという。 隔離された環境に適応することや,隔離された集団に生じたが遺伝的浮動によって偶然に蓄積することで起こる。
[例] ガラパコゴス諸島におけるダーウィンフィンチの種分化


地理的に隔離されていない集団で起こる種分化をという。によって生じる形態や行動, 場所, 繁殖などの違いによって起こる。
補足 コムギ類では, 2n = 14, 28, 42 など,染色体数の異なる倍数体が見られる。倍数体は,減数分裂時の染色体ので生じるもので, コムギ類の種分化は地理的隔離に起こったと考えられている。




E分子進化と中立説
(1)
進化の道すじにおける DNAやタンパク質の変化をといい, 分子進化の速度をという。 特定の遺伝子の塩基配列や特定のタンパク質のアミノ酸配列についての種間での違いは,それらの種が共通の祖先から分かれてからのを反映している。また,この違いは,同じ種間でも重要な機能に関係する遺伝子やタンパク質ほど(変化が遅い)傾向にある。

参考
染色体突然変異や減数分裂時のの異常により,同じ遺伝子がゲノム内にして存在する場合がある。これをという。 があると, 一方に突然変異が生じても他方がため, 自然選択にとならない。したがって,重複している遺伝子に生じた突然変異はされやすく, その結果,似た機能をもつ遺伝子になっている場合も多い。


(2)
突然変異の多くは自然選択に有利でも不利でもないなものであり。
中立的な突然変異はによって集団内にという考え方。分子の傾向を説明したもので, によって提唱された(19年)。






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