日本文化史テスト
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東大寺の塑像(そぞう)
菩薩像
菩薩像
塑像()
座板に角柱を立てて心木とし,をまく.
麻の繊維やワラなどを混ぜて強度を上げたをもりつける.
荒縄をまいたの針金を肩に差し込んでの芯とし,紙や布の繊維を入れたを全体につけてだいたいの形をつくる.
粒子の細かい仕上げ土で形をととのえ,最後に表面にをぬり,をほどこす.
法華堂執金()剛神像
法華堂の厨子に北向きに安置され,の守りとされている.
的な憤怒の表情,邪悪な者を打ち据えようというあふれる表現など,天平彫刻の特徴がよく表れている.
秘仏であるため,制作当時のがよく残る.
堂(かいだん)四天王像
天
東
天
南
天
西
天
北
西域風の製甲冑に身を固め,足元の邪気をふみつけて・沈痛の表情を示す.
あるいは怒号する口,複雑なの動きなど真に迫る写実的な表現は,
天平彫刻を代表するにふさわしい.
寺十二神将像
昭和作の1体を除く11体は天平期末年の作である.最古の十二神像.
新薬師寺伐折羅()大将像
十二神将の一人.
誇張された手足の動きに対し,は極めて写実的.
目に石が埋め込まれている.
法隆寺初層塑像群
五重塔北面にある涅槃(ねはん)の場面をあらわした塑像群.
711年作.
釈迦の(死)を悲しみ,号泣するや信者の姿が克明に表現されている.
乾漆()像
脱乾漆像
で大体の像形をつくり,その上に粗目の麻布をうるしで塗り重ねる.
うるしが乾いたら,中の土を取り出す.補強用にを組む.
うるしを盛って形をととのえる.
乾漆像
像の原型をでつくる.
その上にをうるしで貼り固める.
うるしを盛って形をととのえる.
東大寺法華堂不空()羂索()観音像
堂の本尊.8世紀前半の作.
現存最古の不空観音像.
煩悩に悩み苦しむ衆生を綱(羂索)でもれなく上げるという請願を持ってあらわれた観音菩薩.
本の腕の大きな像.頭にいただく宝冠は,水晶やヒスイ,真珠,琥珀などで豪華に飾られている.
興福寺八部衆像
八部衆は,インド古来の8種の神々のこと.武装した姿でつくられる.
像
8世紀の作.
興福寺金堂の本尊釈迦如来像の周囲に安置されていた.
阿修羅だけは武装せず,上半身である.顔がつ,手が本の三面六臂(ろっぴ).
顔はの顔立ち.
五部浄像
の冠をかぶる.
のような顔立ち.
興福寺十大弟子像
現在,6体残っている.
富楼那像(ぞう)
8世紀前半の作.
顔の表情やの形などが個性的に表現されている.
聖林寺十一面観音像
8世紀中ごろに東大寺で制作された.大神(おおみわ)神社の神宮寺大御輪寺の本尊であったが,明治期の神仏分離に際して聖林寺に移された.のとれた量感あふれる姿が美しい.
唐招提寺鑑真像
763年作.
首やうなじのの肉付きの良さから数々の困難を克服して渡日を果たしたの精神を感じることができる.
唐招提寺金堂廬舎那仏(ぶつ)像
759年ごろの作.
金堂の本尊.
千体の像をつけた光背をもつ独特の造形.
重厚である体躯と写実的に表現された衣文()に天平彫刻の特色がみられる.
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