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日本史テスト

古代国家の展開、ラスト

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問題 1.

 尾張の国郡司百姓ら、国司を訴える

尾張の国の国守藤原元命(もとなが)の暴政を、同国の郡司や百姓(田堵ら)が朝廷に訴えた。当時の国司は田堵から多額の税を取り、朝廷に一定額の税を納めればよかったので
利権視され、成功(じょうごう)などの風潮が盛んだった。

 刀伊の入寇(といのにゅうこう)

藤原道長、頼通の隆盛期に中国東北部の女真族(じょしんぞく)が博多湾に襲来した。大宰府の藤原隆家(たかいえ)らが撃退。

 平忠常(たいらのただつね)の乱

上総・下総に勢力を培った平忠常が国司と対立し、反乱を起こした。
源頼信(みなもとのよりのぶ)が追討のため関東へ向かうと、忠常は戦わずして降伏。
このことがきっかけで、東国に源氏の勢力が広がっていった。

 前九年合戦(前九年の役)始まる

陸奥国の豪族安倍頼時・貞任(さだとう)父子の反乱により、鎮守府将軍の
源頼義(みなもとのよりよし)が出羽国の豪族清原氏の援助を得て鎮圧。

 日本における末法1年目

釈迦入滅後年たつと末法の世となり、社会は混迷する、というのが末法思想。
源信の「往生要集」や慶滋保胤(よししげのやすたね)の「日本往生極楽記」などの往生伝の流布で、
貴族の極楽往生の願望は高まっていた。


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