古代国家の展開、ラスト語句２

問題

９８８　 尾張の国郡司百姓ら、国司を訴える 刀伊の入寇（といのにゅうこう） 平忠常（たいらのただつね）の乱 前九年合戦（前九年の役）始まる 日本における末法１年目

尾張の国の国守藤原元命（もとなが）の暴政を、同国の郡司や百姓（田堵ら）が朝廷に訴えた。当時の国司は田堵から多額の税を取り、朝廷に一定額の税を納めればよかったので
利権視され、成功（じょうごう）などの風潮が盛んだった。

１０１９　 尾張の国郡司百姓ら、国司を訴える 刀伊の入寇（といのにゅうこう） 平忠常（たいらのただつね）の乱 前九年合戦（前九年の役）始まる 日本における末法１年目

藤原道長、頼通の隆盛期に中国東北部の女真族（じょしんぞく）が博多湾に襲来した。大宰府の藤原隆家（たかいえ）らが撃退。

１０２８　 尾張の国郡司百姓ら、国司を訴える 刀伊の入寇（といのにゅうこう） 平忠常（たいらのただつね）の乱 前九年合戦（前九年の役）始まる 日本における末法１年目

上総・下総に勢力を培った平忠常が国司と対立し、反乱を起こした。
源頼信（みなもとのよりのぶ）が追討のため関東へ向かうと、忠常は戦わずして降伏。
このことがきっかけで、東国に源氏の勢力が広がっていった。

１０５１　 尾張の国郡司百姓ら、国司を訴える 刀伊の入寇（といのにゅうこう） 平忠常（たいらのただつね）の乱 前九年合戦（前九年の役）始まる 日本における末法１年目

陸奥国の豪族安倍頼時・貞任（さだとう）父子の反乱により、鎮守府将軍の
源頼義（みなもとのよりよし）が出羽国の豪族清原氏の援助を得て鎮圧。

１０５２　 尾張の国郡司百姓ら、国司を訴える 刀伊の入寇（といのにゅうこう） 平忠常（たいらのただつね）の乱 前九年合戦（前九年の役）始まる 日本における末法１年目

釈迦入滅後２０００年たつと末法の世となり、社会は混迷する、というのが末法思想。
源信の「往生要集」や慶滋保胤（よししげのやすたね）の「日本往生極楽記」などの往生伝の流布で、
貴族の極楽往生の願望は高まっていた。

お疲れ様でした。「採点」ボタンを押して採点してください。