問題
デカルト(C、フランス):「」「省察」「情念論」
哲学を批判して新たな学問の方法を確立するとともに、近代的自我の発見をももたらしたの祖。
合理論:知識の源を感覚的経験以上に人間が先天的にもつ理性の働きにおく。
「良識(= 理性)」はこの世で最も平等に分配されている」
四つの規則→理性の正しい使い方
1.の規則:明晰・判明と理性が判断すること
2.の規則:問題や対象をできるだけ細分化すること
3.の規則:単純なものから複雑なものへと考察をすすめること
4.の規則:見落としや誤りがなかったかを検証すること
哲学の根本原理
明晰・判明であること→一切の疑いを入れないこと→そのためにすべてを疑ってみる()→結果、疑いつつある自分は存在しているという事実は疑えない(「われ思う、ゆえにわれあり(==)」)
演繹法:明晰・判明な事実から、推挙によって個別的真理を導く方法
()二元論:物体と精神とは異なる原理の下にある実態だという思想
1.物体:延長(空間的広がり)を属性とする実体
2.精神:思惟(考えること)を属性とする実体
実体:他のものに依存せず、それ自体で独立して存在するもののこと
:精神と切り離された物体は、因果関係によって機械的に生成変化するという思想→と対立する概念
近代的自我の成立:コギトは自己を神によらず、意識としてとらえた
倫理学:デカルトは懐疑の過程では仮の道徳に従っていた
1.:真偽を判別し正誤を判断する理性(良識)
2.:驚き・悲しみ・欲望・悲しみ・愛の六つの情念
3.:情念を統御する理性的な精神
その他の合理論哲学者
1.スピノザ(17C、):「」
精神と物体とは二つの実体ではなく、ともに唯一の実体である神の属性に過ぎないと考えたの哲学者。神は唯一の実体であり、自然即神であるという汎神論を展開した。
2.ライプニッツ(17~18C、):「()」
宇宙は生命的働きによる調和の中にあるという論を展開したの学者。宇宙を構成するのは不可分で空間的な広がりを持たないモナドであり、その相互関係によって宇宙は調和を保っていいると説いた。
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