二重結合の数

問題１．

次の条件a〜cを満たす炭化水素Aがある。1分子のA中に含まれる炭素原子間の二重結合は何個か。

a　Aは鎖状の炭化水素で、1分子のAに含まれる炭素原子の数は14個である。
b　１分子のA中には、1個の三重結合と複数個の二重結合が存在する。
c　ある量のAに水素を付加させたところ、0.40gの水素が反応して9.9gのアルカンが得られた。



アルカンは、C14H30である。C14H30= 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ×14＋ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ×30=198 (g/mol)
だから、9.9÷198=0.05 mol

次に、水素は、H2=2 (g/mol)。だから、0.40÷2=0. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 0 mol
アルカン(A)：水素＝0.05 : 0.20=1 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
A　1 molにつき、水素　 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 mol付加することになる。

三重結合1個(mol)で、水素 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 個(mol)付加するから、水素 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 molだと、残り
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 molの水素が二重結合に付加する。だから、水素分子1個につき二重結合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 個に相当するので、二重結合の数は、 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 個


問題２

次の条件a〜cを満たす炭化水素Aがある。１分子のA中に含まれる炭素原子間の二重結合は何個か。

a　Aは鎖状の炭化水素で、１分子のAに含まれる炭素原子の数は18個である。
b　１分子のA中には、１個の三重結合と複数個の二重結合が存在する。
c　ある量のAに水素を付加させたところ、0.70gの水素が反応して12.7gのアルカンが得られた。



アルカンは、C18H38である。C18H38=12× 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ＋1× 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 =254 (g/mol)
だから、12.7÷254=0.0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 mol

次に、水素は、H2=2 (g/mol)。だから、0.70÷ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 =0.35 mol
アルカン(A)：水素＝0.05 : 0.35=1 : 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
A　1 molにつき、水素　 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 mol付加することになる。

三重結合１個(mol)で、水素2個(mol)付加するから、水素　7 molだと、残り
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 molの水素が二重結合に付加する。だから、水素分子１個につき二重結合１個に相当するので、二重結合の数は、 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 個

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