高校化学テスト
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半透膜を真ん中にセットしたU字管を用いて浸透圧の実験をする.
温度は27℃で一定とし,気体定数R=8.3×103 Pa・l/mol・Kとする.
図のように,U字管の右側に18gのデンプンを溶かした100mlの水溶液を入れる.
左側には水を100ml入れる.
浸透圧の公式は,
= RT
濃度が分かっているときは,濃度をcとすると,
1lのときのmol数を表しているので,
= RT
となる.
(1)やがて,片方の水面が,もう片方よりも12 cm上昇した.
どちらの水面が上昇したか.
溶媒の水は,溶質のデンプンに引力で引っ張られるので,
デンプンが入っているほうに,水が吸い寄せられる.
よって,側の水面
(2)このデンプン水溶液の浸透圧は何Paか.
水溶液の密度は1.0 g/cm3とし,1.0 g重/cm2 = 100 Paとする.
12 cmの高さ,水溶液の柱ができていると考えて,
1 cm2あたり,12×.0 g = g,水面にオモリが乗っていると
考えられ,圧力は,
π= × = .×103 Pa
(3)U字管の断面積を5.0 cm2とする.水面が上昇しているほうに,
分銅+ピストンを設置すると水面が等しくなった.
分銅+ピストンの重さは何gか.
1 cm2あたり, g,水面にオモリが乗っていると
考えられるから,
5 cm2だと,
×5 = g
(4)入れたデンプンの分子量Mを求めよ.
公式に数値をあてはめると,
= c×8.3×103×(273 + )
= c×8.3×103×
デンプン水溶液の濃度は,
10-3 = .0 - c = ――― × ―――――― × 10 8.3 8.3
10-4 = ――――――― × (mol/l) 83
デンプンの量から式をつくると,
c× ――――――― × M = (g) 1000
1000 1 M = 18× ――――――― × ―― c
1000 ×104 = 18× ―――― × ―――――― 100 00
×104 = 180× ―――――― 00
×104 = × ――――― 0
8 3 × ―――――――
×104 = ―――――――― 20
= ×104 = .× 10 (g/mol)
. 2 0 ) ――――――――――― 7 4 7 ―――― ―――――― ――――
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