原子番号が同じで質量数が違う原子を同体という.
性子が多めに入っている.
質量数31のリンは安定
質量数32の硫黄は安定
チウムと呼ばれる.
質量数1の水素は安定.
これらは実験でよく使われた同位体で放射線が出るので性同体という.
英語だとという.
これは水素と呼ばれる.
恐竜や化石の年代測定には
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C |
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6 |
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中性子は飛び出しやすい.
14Cから13Cになって約5730年で半分の14Cが無くなる.
この性質を利用して通常の14Cの含有量より1/4になっていれば,2×5730年前のものと考えられる.
次に電子について考える.
原子内に基本的に存在する電子の数は各原子の子の数と同じである.
水素は個,ヘリウムは個,リチウムは個,電子を持っている.
炭素は原子番号番なので個,窒素は原子番号番なので個,電子を持っている.
電子は,電子軌道上を動いている.
電子軌道は,原子核に近い側から殻(),L殻,M殻,N殻というふうに名前がついている.
安定な電子の数が,K殻は個,そのほかの軌道は個である.
最大で入る電子の数は,22個であり,K殻では2・12=個
L殻では2・22=個,M殻では2・32=1個
N殻では2・42=2個である.
一番外側の軌道を再外(さいがいかく)電子軌道と呼び,
ここにある電子の数を電子(でんし)という.
価電子は8個の場合はとカウントする.
あくまでも合できるような電子の状態を示すために考える数値が電子数である.
K殻の場合は,個で安定なのでヘリウムは価電子数はである.
価電子数
ナトリウム:
マグネシウム:
アルミニウム:
このあたりの原子は電子が飛び出してイオンになりやすい.
炭素,ケイ素,ゲルマニウム:
意外とのこれらの原子は定で,鉛筆のシンも何十年も経っても同じ状態で残っている.
4つ電子が飛び出して価のイオンになるのと,4つ電子を受け取って価のイオンになるエネルギーが変わらないので比較的定である.
窒素,リン:
窒素は意外と安定な物質で空気中に80%ぐらい含まれる.
リンは半導体をつくる際に使われる.
酸素,硫黄:
電子を2個受け取って価のイオンになりやすい.
フッ素,塩素,臭素(),ヨウ素:
電子を1個受け取って価のイオンになりやすい.
ヘリウム,ネオン,アルゴン,クリプトン,キセノン:
これらの元素はガス()と呼ばれ,まったく反応しない.空気中にわずかに含まれている.