古文文法テスト
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次の助詞の用法及び意味を選びなさい。
(1) あはれにひびき聞こえつるを、訪ねまうで来つるなり。
しみじみとひびき聞こえた、訪ねて参ったのである。
(2) いかでなほ少しひがこと見つけてをやまむ。
(〜)
何とかしてやはり少しまちがいを見つけてから()やめにしよう。
(3) このふねをさへとりにおこせたり。
(〜)
このふねまでとりによこした。
(4) よう隠し置きたりと思ひしを、心よりほかにこそ漏り出でにけれ。
うまく隠しておいたと思ったところ、予想外に他にもれ出てしまった。
(5) 怪しがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。
不思議に思ってそばに寄って見る、筒の中が光っている。
(6) 人に見せ聞かせばや。
(〜)
人見せ聞かせたい。
(7) 涙のこぼるるに、目も見えず、ものも言はれず。
涙がこぼれる、目も見えず、口もきけない。
(8) 心肝をまどはして求むるに、さらにえ見出でず。
あわてふためいてさがした、まったく発見できない。
(9) 雀の子を犬君が逃がしつる。
雀の子を犬君逃がしてしまった。
(10) 昔より多くの白拍子ありしが、かかる舞はいまだ見ず。
昔からたくさんの白拍子(舞をまう女)がいた、こんなすばらしい舞はまだ見たことがない。
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