問題
次の助詞の用法及び意味を選びなさい。
(1) 三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
(〜)
三寸ほどである人が、たいそうかわいらしい様子をしすわっていた。
(2) になうおぼして御手鷹にし給ひけり。
(〜)
二つとないとお思いになった、御自身の大切な鷹となさったということだ。
(3) 花の名は人めきて、かうあやしき垣根になむ咲き侍る。
(〜)
花の名前は人間らしい、このように粗末な垣根に咲いております。
(4) ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
(〜)
行く川の流れは絶えることがなく、その上もとの水ではない。
(5) さては、扇のにはあらで、海月のななり。
(〜)
それでは、扇の骨では、海月の骨のようである。
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