問題 1.
次の助詞の用法及び意味を選びなさい。
(1) 生まれしも帰らぬものをわが宿に小松のあるを見るが悲しさ
(〜)
生まれても帰らない子もいる、自分の家に小さい松があるのを見るのが悲しいことだ。
(2) 伏籠のうちに籠めたりつるものを。
(〜)
伏せた籠の中にとじこめておいた。
(3) 頼まぬものの恋ひつつぞ経る。
(〜)
あてにはいない、恋いしたいながらすごしております。
(4) いたましうするものから、下戸ならぬこそ、男はよけれ。
(〜)
困ったようにする、酒が飲めなくはないのが、男はよいのだ。
(5) さすがに辺土の遺風忘れざるものから、殊勝に覚えらる。
(〜)
そうはいってもやはり、辺境の地の残した風習を忘れない、すばらしいと思われる。
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