古文文法テスト
100 点満点 ( 合格点 70 点 )
残り時間
日入り果てて,風の音,虫の音など,はた言ふべきにあらず.
日が暮れて,風の音や虫の音など,これまた言いようがない.
言ふ(ハ行四段,形)べき(可能,形)に(断定,形)
頭は尼剃ぎなるちごの,
頭は尼剃ぎである幼児が,
尼剃ぎ(名詞)なる(断定,形)
ちごの二つばかりなるが,
幼児で二歳くらいであるのが,
ばかり(副助詞)なる(断定,形)
例ならず御格子参りて,
いつもと違ってみ格子を下ろし申し上げて,
例(名詞)なら(断定,形)ず
さべきなめり
そのようであるようだ
べき(当然,形)な(断定,形,撥音便無表記)めり
求めはべるなり.
(すばらしい紙を)さがしております. 枕草子
はべる(動詞,丁寧,ラ変,形)なり(断定,形)
もとの水にあらず.
もとの水ではない
水(名詞)に(断定,形)
世々を経て尽きせぬものなれど,
世代を経てもなくならないものであるが, 方丈記
もの(名詞)なれ(断定,形)
わが出家は成就するなりけり
私の出家は成就するのだなあ 大鏡
成就する(サ変,形)なり(断定,形)
その家,土御門町口なれば,御道なりけり.
その家は,土御門大路と町口小路の交差する辺りにあるので,(帝がお通りになる)御道筋であった. 大鏡
土御門町口(名詞)なれ(断定,形)ば,御道(名詞)なり(断定,形)
お疲れ様でした。「採点」ボタンを押して採点してください。