法で証明する.
法は,命題が間違っているとして,
そのを証明する手法である.
 |
 |
|
|
 |
7 |
が数だとすると既約分数で表されるので |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
 |
|
n |
|
 |
7 |
= |
――― |
と表される.(m,nは互いに素,自然数) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
互いに素とは,同じを持っていない.
ここではできないことを意味する.
既約分数は,したあとの分数を表しているので
|
n |
|
|
| もし |
――― |
ができたらしていることになる. |
|
|
m |
|
|
|
|
|
|
まず2乗すると
|
n2 |
|
|
| = |
―――― |
|
|
|
m2 |
|
|
|
|
|
|
m2=n2 n2はの倍数である.
この時,も7の倍数である.
(n2がaの倍数であるとき,がaの倍数であることはここでは証明しないが,数学の教科書に載っているので使えることとする.)
n=7とおける.(kは自然数)
7m2=(7k)2=k2
m2=k2
これによりm2もの倍数である.
も7の倍数になるので
mとnが互いに素であることに反し,
で約分できることになる.
|
 |
 |
|
| よって |
 |
7 |
が数であることにするので |
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
 |
|
|
 |
7 |
は数である.// |
|
|
|
|
|
|
|
|
|