問題
式:文字xやyなどのn次式の組み合わせで出来ている式(nは自然数)
例:4x3−3x2+5x+7,7xn+6n−1+・・・+x−5
y=sinθやy=exなどは整式でない.
係数:字がある項の数字の部分
例:+4x2はx2の係数が+,−3xはxの係数が−
4x2−5x+3の式で最後の+3は文字がついていないので係数ではない.数項と呼ぶ.
同類項:中学ではxはxどうしまとめてyはyどうしまとめていた.
高校では,x3はx3どうし,x2はx2どうしまとめていく.
例:中学の同類項をまとめる
4x−6y+7x+3y=(4+)x+(−+3)y
=x−y
高校の同類項をまとめる
5x3−4x2+3x−7+2x3+7x2−9x+4
=(5+)x3+(−4+)x2+(+−9)x+(−+4)
=x3+x26x−
数:文字を掛け合わせた回数.x2の次数は,3xyの次数は,y3の次数は
3xyでもxの次数と聞かれた場合は次数は
練習:
4x2y+3x2−6y2+7y5−5x3y4−2x2−7y+8という式で
最高次数は,xの最高次数は,yの最高次数は,4x2yの次数は,xの次数は,yの次数は
+7y5の係数は+,−5x3y4の係数は5,x3の係数と聞かれた場合は−54が係数.
定数項は+
この式をxについて見た場合,
−5x3y4+4x2y+(3−2)x2−6y2+7y5−7y+8
=−5y4x3+(4+1)x2+7y5−6y2−7y+8
こういう風に式を変形することができ,
x2の係数はy+,定数項は+y5−y27y+
という風にとらえることもできる.
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